最新リリース情報
楽々Document Plusの最新バージョンのリリース情報をご紹介します。
楽々Document Plus Ver.6.4(リリース日:2022/12/01)
楽々Document Plus Ver.6.3からVer.6.4において、主に下記の項目について、変更(機能の追加・改善・拡張、性能の改善、動作環境の変更など)を行いました。
Box連携機能
世界中で活用されているコンテンツクラウド「Box」との連携機能を新たに搭載しました。これにより、社内での充実した文書管理や情報共有に加え、社外とのセキュアなファイル共有に活用の場を広げます。
従来、楽々Document Plus(以下、楽々DP)で運用していたファイルを取引先など社外に共有する場合や、反対に社外から受け取ったファイルを楽々DPに登録して管理する場合は、一旦、作業者のパソコンやタブレットを経由させる必要がありました。作業の煩わしさだけでなく、ファイル取り違えなどのヒューマンエラーやメールで社外に送付する際のセキュリティリスクがありました。
本機能の追加により、楽々DPの画面上から操作するだけで、社外とのファイル共有と受取が簡単かつ迅速に行えるようになりました。
社外とのファイル共有では、社内の楽々DPで管理しているファイルをBoxにアップロードでき、社外の担当者へ共有リンクが記載されたメールを自動送付します。社外からのファイル受取では、楽々DPで指定したBoxのフォルダを定期監視し、そのフォルダへアップロードされたファイルを自動的に楽々DPへ登録します(下図参照)。

楽々DPのBox連携機能に関する情報は、以下のWebサイトでご覧いただけます。 (https://www.sei-info.co.jp/document-plus/functions/box.html)
社内の楽々DPからBox、あるいはBoxから楽々DPへとシステム同士でのファイルのやり取りが実現したことで、資料共有だけでなく、さまざまな目的で利用できるようになりました。たとえば、アンケート用紙をBox経由で送付し、回答者が記入したファイルをBoxにアップロードしてもらうことで、回答が楽々DPに自動登録されるといった活用が可能です。
また、楽々DPとBoxの連携機能を活用してメールによるファイルの授受をなくすことで、脱PPAP(※)などのセキュリティ対策にも貢献します。
※PPAPとは、パスワードロックしたzipファイルを送信した後に、そのパスワードを別のメールで送付する、二段階送信方法のことです。セキュリティリスクが高いとして、2020年11月には政府が廃止を発表しました。送受信メール件数の増加や、スマートデバイスでの扱いが不便なことからも、多くの企業で脱PPAPが進んでいます。
電子契約サービスと連携可能な項目の拡張
楽々Document Plusでは、電子契約サービスと連携することで契約書の申請から締結・保管までをシステム上で一貫して管理できます。連携の際には、契約書ファイルだけでなく契約名や契約期間などの項目も連携可能です。
今回、さらに連携可能な項目が増え、システム固定の項目だけでなく新たに「管理番号」「契約先社名」「取引金額」「ユーザー定義(1~10)」項目の連携が可能となりました。
これにより、独自で設定している項目や電子帳簿保存法の要件を満たすための項目も、電子契約サービス上や楽々Document Plus上で手入力する必要がなくなります。
<電子契約連携機能>

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