ソフトウェア配布とは?

ソフトウェア配布 とは、更新プログラムやアプリケーション、OSなどのソフトウェアを、対象のPCへ配布することです。アップデート情報・新しいソフトウェアの配布だけでなく、特定のソフトウェアのアンインストールを含む場合もあります。

ソフトウェア配布にツールを使う必要性・重要性

ソフトウェア配布は、通常は手動で行うことも可能です。しかし、企業が使用するPCやサーバーのレベルになると、手動では膨大な工数がかかる可能性があります。

企業でソフトウェア配布を行うには、ソフトウェアの配布作業・配布後の動作確認などの作業、ソフトウェア配布の日程・タイミングなどの計画確認、セキュリティ面のチェックを実施しなければなりません。手動では、労力やコストが非常にかかります。

また配布実行時にはヒューマンエラーによる作業遅延・停止や、セキュリティ関連の配布ミス(パッチの不具合など)によるセキュリティレベル低下・ 情報漏えい発生 といったトラブルにも注意しなければなりません。

もし企業規模でのソフトウェア配布を実施する場合は、システム的に制御・管理できるソフトウェア配布用ツールの利用がおすすめです。

ソフトウェア配布にツールを利用するメリット

ソフトウェア配布の実行にツールを利用するメリットは次の通りです。

  • ソフトウェア配布に関する作業を自動化し、人的・時間的 コストを削減 できる
  • 手作業によるヒューマンエラーや セキュリティインシデントを防止 できる
  • 配布状況(更新状況など)や配布結果、ソフトウェアの実行状況などを 一元管理しやすい
  • ツールの機能によっては、大規模パッチによる ネットワーク負荷を軽減 できる

ソフトウェア配布用のツールを選ぶときは、ツールの機能やイニシャルコスト・ランニングコストを比較検討し、自社に合うツールを選びましょう。

MCoreによるソフトウェア配布機能で解決できること

配布から実行状況の把握、再配布までまとめて管理

MCoreでは、PCへソフトウェアのインストーラ、スクリプト等を配布し、権限を付与して実行することができます。 ソフトウェアのインストールの他、ファイルの転送やアンインストールも可能です。 結果はサーバで一元管理し、配布状況や実行状況に応じて再度配布することができます。 また、Windows 10/11の機能アップデート(Feature Update)など、サイズが大きいファイルも独自の配信機構により業務ネットワークへの負荷を抑えて配布できます。配布から実行状況の配布・完了まで、MCore上でまとめて管理できます。

ソフトウェア配布機能の使い方

MCoreのソフトウェア配布機能の使い方を紹介します。

ソフトウェアの配布設定

ソフトウェア配布情報登録画面より、配布先や配布方法を設定できます。ソフトウェアの配布対象は、検索結果によりPCを指定する方法と条件を指定する方法から目的に応じて選択できます。 配布するタイミングは即時以外に曜日や時間帯が指定できる他、指定した期間内で分散するなど柔軟なスケジュール設定が可能です。また、ソフトウェアの配布だけでなく、ファイル転送・インストール・アンインストールといった処理も可能です。

ソフト配布情報登録

配布結果の確認

配布した結果はリアルタイムにサーバに送られ、常に最新の進捗状況をまとめて確認できます。配布や実行に失敗した場合は、PCごとに進捗状況と失敗した原因を調べることができます。さらに、簡単な操作で失敗したPCに対して再配布することも可能です。

ソフト配布実施状況検索

中継サーバ要らずの負荷が低い配布

エージェントを親子関係に設定して2段階で配信する中継型プル式と、キャッシュしたファイルをP2P配信(ピアツーピア)するシェア型プル式での配信が可能です。これにより、中継サーバを立てることなく、ネットワーク負荷を抑えて効率良く配布することができます。サーバと直接通信できない/させたくないセキュア環境下のPCに対しても、ファイルを中継して配布することが可能です。

新しい配信機構

サイズが大きなファイルも負荷を抑えて配布

Windows 10/11の機能アップデート(Feature Update)を配布して更新することができます。ISOイメージファイルをネットワークに優しく配信し、マウントしてインストールできます。さらにPCの利用者へ繰り返し更新を促し、任意のタイミングで更新できるなど、業務への影響を軽減する機能を備えています。

使用者に表示されるアクション選択メッセージ

お客さまの声

業種:ソフトウェア・SI / 従業員規模:1000人以上

パッチ導入状況の把握が可能となった。パッチ状況の把握をすることにより、WindowsUpdateの適用率が低いことが判明。今までWSUSで配信していたが、導入は任意としていたWindowsUpdateを強制実行するよう変更した。在宅勤務PCなどに、ファイル配布機能を使ったファイル配布および、サイレントでの設定の追加の実施などができた。

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※ITreviewより口コミを抜粋しています

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