SAPとは

SAPとは、ドイツの企業SAP SEによって開発された、企業向けの統合型ソフトウェアシステムのことを指します。
SAPはワークフローとも密接な関係があります。ワークフローで申請するときにSAP側のデータを使って申請したり、決裁データをSAPへ登録するような連携が考えられます。
このような連携を実装することで、データ入力やプロセスの自動化により業務効率化やコスト削減することができます。また、SAPでデータを一元管理することができ、データ分析や活用を容易にします。
ワークフローを検討するときに、SAPとの連携の実現性を気にされるお客様も多いです。

楽々WorkflowIIでの実現ポイント

SAPと連携するためには、ワークフロー側に他システムのデータを参照する機能や、決裁データを外部へ連携する機能が必要です。
楽々WorkflowIIは外部システムとのさまざまな連携を実装することができます。
例えば勘定科目などのマスタデータは、楽々WorkflowIIの中に取り込んで利用することもできますがSAPなどすでにデータを管理しているシステムと連携することで、データの二重管理を防ぐことができます。
また、ワークフローで決裁されたデータをSAPなど外部システムへCSVやAPIを使って連携することで決裁データの利用用途が拡がります。

帳票イメージ

事例1:申請に利用する勘定科目をSAPから取得します。

  1. SAPから勘定科目の一覧をCSVで出力します。
  2. バッチ処理機能を使って①で出力したCSVを勘定科目テーブルに取り込みます。
  3. ポップアップウィンドウ機能を使って、勘定科目テーブルのデータを文書作成画面から呼び出します。

CSVを介さずSAPのDBを直接参照することも可能ですが、SAPのDB公開を不可としているケースが多いため、このような仕組みにしています。

※今回の事例ではバッチ処理ついては姉妹製品である楽々Framework3を用いて構築しましたが、別の仕組みを利用して構築することも可能です。 ※ポップアップウィンドウ機能は、楽々WorkflowIIのプラグイン開発オプションまたは楽々Framework3で構築できます。
事例1:申請に利用する勘定科目をSAPから取得します。

事例2:科目や金額などの申請内容をSAPへ自動連携します。

  1. 文書が決裁されたタイミングで、データを一時テーブルに格納します。
  2. バッチ処理機能を使って、一時テーブルのデータをCSVへ出力します。
  3. 定期的に②で出力したCSVを取り込みます。
※今回の事例ではバッチ処理ついては姉妹製品である楽々Framework3を用いて構築しましたが、別の仕組みを利用して構築することも可能です。 ※事後処理機能は、楽々WorkflowIIのプラグイン開発オプションまたは楽々Framework3で構築できます。 ※SAPへのCSV取り込みは、別途取り込み処理ができるサービスやプログラムを使って取り込みます。
事例2:科目や金額などの申請内容をSAPへ自動連携します。

今回利用した内容の紹介ページ

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