最新リリース情報
QuickSolutionの最新バージョンのリリース情報をご紹介します。
QuickSolution Ver.14.0.2
(リリース日:2026/3/31)
Ver.13.5からVer.14.0.2における、主な変更点(機能の追加や改善、動作環境の変更など)について下記に示します。
1. ベクトル検索への対応(オプション)
ベクトル検索に対応し、セマンティック検索(意味を理解した検索)を刷新しました。従来のあいまい検索(検索文の単語が含まれるかを重視)とベクトル検索(本質的な意味の近さを重視)を融合し、綿密なチューニングを重ねることでハイブリッド検索を実現しています。FAQやマニュアルのように、多様な言い回しや表記揺れが存在する文書でも、ベクトル検索で情報を広く拾いながらキーワード検索の精度で絞り込むことで、必要な情報を漏れなく迅速に見つけられます。また、生成AI連携(RAG)機能の回答精度も大幅に向上しています。これにより、社内情報の潜在的な価値を最大限に引き出し、情報検索にかかる時間を削減することで、ナレッジ活用/業務効率化/DXをこれまで以上に推進します。
2. 検索エージェントの搭載(オプション)
生成AI 連携(RAG)を機能強化し、自律的に検索して回答するAI エージェント(=検索エージェント)を搭載しました。チャットで質問するだけで、検索エージェントは「検索条件の組み立て」「検索」「検索結果の評価」を必要な情報がそろうまで繰り返し、要点を整理して的確な回答を生成します。これにより、情報検索にかかる手間と時間を大幅に減らし、社内ナレッジの価値を引き出します。
従来の方法と合わせ、生成AI との対話方法は下表の通りです。
| 対話方法 | 活用シーン |
|---|---|
| 検索エージェントと対話 (Ver.14.0.2で対応) | 幅広い情報から回答を得たい場合など 例:検索対象全体から○○に関連した不具合を列挙 |
| 検索対象/フォルダをもとに対話 | 質問対象の保存先が特定できている場合など 例:不具合報告書の保存フォルダからよくある不具合を列挙 |
| 検索結果をもとに対話 | 特定のキーワードで検索した結果から回答を得たい場合など 例:「○○の不具合」で検索した結果を表形式で整理 |
| 単一の文書をもとに対話 | 質問対象の文書が特定できている場合 例:特定の不具合報告書の内容を要約 |
3. サイボウズ Garoon 連携に関する機能強化(オプション)
掲示板対応
検索可能なデータの種類として、Garoonの掲示板に対応しました(クラウド版、パッケージ版)。従来のファイル管理に加えて、掲示の内容や添付ファイルなどを全文検索できます。社内ファイルサーバなどと横断的に検索できるため、保管場所を気にせず目的の情報を素早く探し出せます。これによりGaroon上の情報活用をより一層推進します。
ファイル管理のサムネイル/ビューワ対応
Garoonのファイル管理において、検索結果のサムネイル表示に対応しました。Garoon上の情報探しを視覚的にも支援します。また、検索にヒットしたデータを検索画面上でビューワ表示できるようになりました。高機能なビューワにより、検索キーワードを含む箇所をダイレクトに表示します。ビューワ上ではヒット箇所がハイライト表示され、ヒットしたページだけをページ送りすることもできるため、検索結果の確認効率が大幅にアップします。
4. 生成AI連携(RAG)に関する機能強化(オプション)
回答精度の改善
生成AIに渡す情報を見直すことで、回答の精度を向上しました。
対応する生成AIモデルの拡充
以下の生成AIモデルに対応しました。
- ChatGPT:GPT-5.1、GPT-5.1 chat、GPT-5、GPT-5 mini、GPT-5 nano
- Gemini:Gemini 3.1 Pro、Gemini 3 Flash
- Claude:Claude Sonnet 4.5、Claude Opus 4.5、Claude Haiku 4.5(※)
Web API対応
Web APIを用いて生成AI連携を使用できるようになりました。これにより、回答精度の高いQuickSolutionのRAGを組み込んだアプリケーション開発が可能になりました。
5. ファイルサーバ検索に関する機能強化
アクセス日時保持機能の改善
ファイルサーバ検索におけるアクセス日時保持機能を改善し、サムネイル/ビューワ機能との併用ができない制限を撤廃しました。
6. 管理者向けの機能強化
調査用ファイル収集の高速化
管理ツールにおける調査用ファイルの収集機能を見直しました。弊社サポートへの問い合わせにおいて、調査に必要なQuickSolutionのログや設定ファイルをスムーズに収集できるため、問題解決までの時間短縮に貢献します。
バージョンアップに必要なファイルの収集ツール
QuickSolutionの設定ファイルやシステムデータなどを一括して収集するツールを作成しました。QuickSolutionのバージョンアップやサーバ移行時の作業を支援します。
7. 稼働環境/その他の変更
Red Hat Enterprise Linux 10対応
QuickSolutionサーバの稼働環境として、Red Hat Enterprise Linux 10に対応しました。
ライセンス体系の名称変更
下記の通りライセンス/モデルの名称を変更しました。
| 旧ライセンス名 | 新ライセンス名 |
|---|---|
| QuickSolution 拡張ライセンス | QuickSolution |
| QuickSolution 基本ライセンス | QuickSolution エンジンライセンス |
| 旧モデル名 | 新モデル名 |
|---|---|
| スタンダード | Grade200 |
| エンタープライズ Grade2 | Grade500 |
| エンタープライズ Grade6 | Grade1500 |
| エンタープライズ Grade10 | Grade2500 |
| エンタープライズ Grade30 | GradeMax |
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