国内ビールメーカーの草分け的存在であるキリンビール株式会社をはじめ、170社以上のグループ会社を傘下にもつキリンホールディングスは、2020年7月から「『働きがい』改革 KIRIN Work Style 3.0」をスタート。目的に合った働き方・働く場所を主体的に選択し、生産性・創造性を高めるとともに、ペーパーレス化やコミュニケーションツールの導入などの環境整備を推進しています。グループ全体の申請承認業務のデジタル化を進めるため、ワークフローの導入は必要不可欠となり、経営層からは「迅速な導入」を求められました。プロジェクトチームでは多岐にわたる要件を満たし、導入のスムーズさが期待できた楽々WorkflowIIを選定。極めて短期間で、グループ各社への迅速なシステム展開を実現しました。

現在、キリングループの約40社、従業員約15,000人が楽々WorkflowIIを利用。ペーパーレス化による在宅勤務制度の維持に加えて、オフィスワーク部門や工場などの現業部門でも申請業務の省力化やスピードアップ、データの蓄積などの効果が表れています。申請数も導入後から右肩上がりに増加、直近では月間600件以上で、当初設定していた目標値の約1.5倍にあたり、導入時の想定を大きく上回っています。
詳細は下記の導入事例ページよりご確認いただけます。

キリンホールディングス事例
https://www.sei-info.co.jp/workflow/cases/kirinholdings.html

キリンホールディングスについて

キリンホールディングス株式会社は、キリンビール株式会社、キリンビバレッジ株式会社などを傘下にもつキリングループの持ち株会社。2019年には長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027」（KV2027）を策定し、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV先進企業となる」を目標として掲げています。その実現に向け、既存事業である「食」や「医」の領域ほか、「医と食をつなぐ事業」としてヘルスサイエンス領域の事業拡大を加速させています。
https://www.kirinholdings.com/jp/

楽々WorkflowIIについて

電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」は、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化し、業務効率化を実現するパッケージソフトです。短期間で利用を開始したいお客様からERPなどの基幹システムと連携させ、本格的ワークフローを実現したいお客様まで幅広く利用できる柔軟性の高いシステムとして、2005年の発売以来、多くのお客様に導入され、高い評価をいただいております。
2022年5月には公益社団法人日本文書情報マネジメント協会（JIIMA：ジーマ）が認証する「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しました。
さらに手書きサインによる承認機能、ワークフロー統合機能、相談機能（複数人指定対応）の機能強化を行いました。

当社は今後も、企業ニーズにあった柔軟性の高いWebワークフローシステムを開発し、お客様に提供してまいります。