並列経路Option

並列経路は、複数のルートに分岐し、並列して処理する経路です。合議とも言います。
複数の担当者が同時に承認などの作業を行うことで、決裁までの時間短縮が図れます。

並列経路は、 並列 ・ 結合 アクティビティを使用します。 並列 アクティビティで並列経路を開始して複数のルートに分かれ、結合 アクティビティで複数に分かれたルートが 1 つに戻ります。

並列経路内には、いくつでもアクティビティを配置できます。また、並列で処理するルートの数にも上限はありません。
ただし、並列経路内に、並列経路および 分岐経路 を配置することはできません。

例では、並列で承認を2つ並べています。
営業一課長と営業二課長の承認後に決裁へ進みます。

並列経路を作成する

設定方法

経路の作成方法は、 マスター経路の作成 をご参照ください。

1. 並列 アクティビティを配置します。

   

2. 並列 アクティビティと並列経路内のアクティビティをつなぎます。

   

3. 結合 アクティビティを配置します。

   

4. 並列経路内のアクティビティと 結合 アクティビティをつなぎます。

   

   完成した経路です。

   

   

注意点

• 並列 アクティビティと 結合 アクティビティは、必ず対で配置します。
  並列 アクティビティで並列経路を開始し、 結合 アクティビティを並列経路を終了します。

  

• 並列経路内には、必ず複数のルートが存在します。
  並列 アクティビティは、複数のアクティビティにつながる必要があります。

  

• 並列経路内に並列経路を配置できません。
  並列 アクティビティ ～ 結合 アクティビティの間に、 並列 アクティビティ ～ 結合 アクティビティを配置できません。

  

• 並列経路内に分岐経路を配置できません。
  並列 アクティビティ ～ 結合 アクティビティの間に、 分岐(汎用) アクティビティ ～ 分岐終了 アクティビティを配置できません。