別アプリのデータを自動更新する
アプリ間データ連携設定を使用し、1つのアプリで入力・更新した内容を別のアプリに自動的に転載する方法を説明します。
アプリ間データ連携設定とは、あるアプリでデータの登録・更新・削除が行われた際に、それをトリガーとして別のアプリへ自動的にデータの登録・更新・削除を行う機能です。
例では、目標管理アプリで年月ごとの目標を作成し、その内容を月次報告書アプリに自動的に転載する方法を説明します。
- 別アプリのデータを自動更新
目標管理アプリで、各月の目標を入力・更新します。
月次報告書アプリに、同じ月の目標が自動的に転載されます。
報告書作成時に目標を再入力する手間が省けます。
アプリ間データ連携設定を設定する
事前準備
連携する2つのアプリを用意します。
- 目標管理アプリ(更新元)
- 月次報告書アプリ(更新先)
アプリに、以下の項目を設定します。
- 目標管理アプリ(更新元)
- 年月(日付項目)
- 目標を設定する年月
2025年4月
- 目標内容(文字列項目)
- 目標内容項目(その月の目標文章)
- 月次報告書アプリ(更新先)
- 年月(日付項目)
- 報告書の対象年月
2025年4月
- 目標内容(文字列項目)
- 目標内容項目(転載される目標文章を表示する項目)
年月項目は、転載する月のデータを特定するために使用します。
日付フォーマットは 2012-3 (年月表記)を設定します。
設定方法
アプリ間データ連携画面を開きます。
更新元となるアプリ(目標管理アプリ)のアプリ編集を開きます。
アプリ編集 > 各種設定:アプリ間データ連携 をクリックします。データ登録の設定を追加します。
「一件追加」をクリックします。
更新先の基本設定を行います。
以下の項目を設定し、「次へ」をクリックします。
- 有効
- チェックを入れます。
- 概要
- 「月次目標を報告書に自動転載」など、わかりやすい説明を入力します。
- 更新先アプリ
- 月次報告書アプリを選択します。
- 更新対象
- 「単票」を選択します。
- 更新先処理区分
- 「登録」を選択します。
データ更新の詳細設定を行います。
更新項目を設定します。
転載する目標内容を設定します。
その他の項目は変更しません。更新先アプリ(月次報告書アプリ)の項目が更新先アプリの項目に表示されます。
転載する目標管理アプリの項目を設定します。- 年月
- 対象値で「項目」を選択し、目標管理アプリの年月項目を指定します。
- 目標内容項目
- 対象値で「項目」を選択し、目標管理アプリの目標内容項目を指定します。
適用ボタンをクリックし、設定を保存します。
今回、実施条件設定は設定しません。
動作を確認する
設定完了後、以下の手順で動作を確認できます。
目標管理アプリで2025年4月の目標を登録します。
月次報告書アプリを開き、2025年4月のデータを確認します。
目標管理アプリで入力した目標内容が自動的に登録されていることを確認します。