「日付の計算」を実現する
Microsoft Excel の機能
Microsoft Excelには、「DATEDIF関数」「DATE関数」「EDATE関数」など、日付の計算ができる関数が用意されています。
これらの関数を活用することで、入力値をもとに期間を自動的に算出できます。
「DATEDIF関数」を使用すると、見積日と見積期限をもとに見積有効期間を算出できます。
例えば、=DATEDIF(B2,C2,"D")
のように関数を設定すると、指定した2つの日付の間の期間(日数)を計算します。
楽々Webデータベースでは、 時間量項目 で日付の計算を実現します。
時間量項目を設定する
例では、すでにある「見積管理」アプリの「見積日」項目と「見積期限」項目の日付データから、「見積有効期間(日)」項目に日付計算結果を表示するように設定します。
設定方法
フォームに時間量項目を配置します。
HOMEもしくはフォルダツリーからアプリを選択します。
「…」(三点リーダー) > 設定 をクリックします。フォームに時間量項目を配置します。
配置した項目をクリックすると、プロパティが表示されます。
「項目名」を任意の名称(例:見積有効期間(日))に変更します。「時間量フォーマット」を「[時間量]日」に変更します。
時間量項目に計算式を設定します。
「見積有効期限(日)」項目に日付計算結果を自動で表示するため、「見積有効期限(日)」項目のプロパティの「計算式」に計算式を設定します。
「計算式」の参照ボタンをクリックすると、フォームに設定された項目の値や置換パラメータ、関数などを計算式に使用できます。「計算式」の参照ボタンをクリックし、項目選択ウインドウを表示します。
「見積日」項目を選択し、計算式を入力します。
%見積期限(main_5)%-%見積日(main_4)%+1
「見積期限」項目にも同じ計算式を入力します。
設定完了後、更新ボタンをクリックし、設定を適用します。
設定後の動作
項目に値を入力した後に項目からカーソルが離れると、計算式が実行されます。
例では、「見積日」「見積期限」項目に値を入力しカーソルを別の項目を移すと、「見積有効期間(日)」に計算結果が自動入力されます。