計算式と関数
項目の値
計算式および関数に項目の値を使うには %項目名(main_○)% と記述します。
- 記述例
-
「単価」項目 × 「数量」項目
%単価(main_0)% * %数量(main_1)%
注意点
- 項目を削除もしくは非表示にすると、計算式は無効になります。
項目は空欄で表示され、条件は成立しません。 - 初期値には、項目の値を使えません。
置換パラメータ
今日の日付など実行するタイミングで変わる値は置換パラメータを使用します。
- 記述例
-
今日の日付 ＋ 1 日
%today% + 1
計算式に使用できる置換パラメータ
| 置換パラメータ | 分類 | 変換される値 | 例 |
|---|---|---|---|
| %today% | 日付時刻もしくは日付 | 現在の日付 （yyyy-MM-dd） |
2021-12-31 |
| %now% | 日付時刻もしくは時刻 | 現在の日付時刻 （yyyy-MM-dd hh:mm:ss） |
2021-12-31 01:01:01 |
| %year% | 数値 | 現在の年 （4桁） |
2021 |
| %year2% | 数値 | 現在の年 （2桁） |
21 |
| %month% | 数値 | 現在の月 （0埋め） |
12 |
| %day% | 数値 | 現在の日 （0埋め） |
31 |
| %hour% | 数値 | 現在の時 （0埋め） |
01 |
| %minute% | 数値 | 現在の分 （0埋め） |
01 |
| %second% | 数値 | 現在の秒 （0埋め） |
01 |
| %day_of_week% | 文字列 | 現在の曜日 （簡略表記） |
水 |
| %day_of_week2% | 文字列 | 現在の曜日 （完全表記） |
水曜日 |
| %wareki% | 文字列 | 現在の元号 | 令和 |
| %wareki_year% | 文字列 | 現在の元号年 （0埋め） |
令和03 |
数値の関数
演算子
四則演算 + - * / およびカッコ ( )
関数
数値の小数点以下を切り上げます。
数値の小数点以下を切り捨てます。
数値を除数で割ったときの剰余を求めます。
日付 ・ 時間の関数
演算子
加減算 + - およびカッコ ( )
関数
日・時・分・秒を指定し、時間量に変換します。
時間量の固定値は数値で与えることもできますが、単位の換算（たとえば、分を秒に換算するには 60 を掛ける）が必要です。TIMEAMOUNT を使用すると、単位の換算を省略できます。
日・時・分・秒を整数値で指定します。時刻がとりうる範囲の数値を指定してください。
稼働時間から 8 時間引いて、残業時間を求める。
年・月・日を指定し、日付に変換します。
計算式で日付の固定値を扱う際に使用します。
以下の計算式は、文字列結合として扱われる可能性があります。
DATE 関数を使用すると、日付の計算として扱われます。
年・月・日を整数値で指定します。暦年がとりうる範囲の数値を指定してください。
完了日 + 1 日から今日の日付を引いて、作業日数を求める。
年・月・日・時・分・秒を指定し、日付時刻に変換します。
DATE と同様に、計算式で日付時刻の固定値を扱う際に使用します。
年・月・日・時・分・秒を整数値で指定します。暦年および時刻がとりうる範囲の数値を指定してください。
返却予定日時 + 1 日から現在日時を引いて、レンタル日数を求める。
時・分・秒を指定し、時刻に変換します。
DATE と同様に、計算式で時刻の固定値を扱う際に使用します。
時・分・秒を整数値で指定します。時刻がとりうる範囲の数値を指定してください。
返終了時刻から現在時刻を引いて、作業可能時間を求める。
日付時刻もしくは日付から年を取得します。
完了日 + 1 日から今日の日付を引いて、作業日数を求める。
日付時刻もしくは日付から月を取得します。
完了日 + 1 日から今日の日付を引いて、作業日数を求める。
日付時刻もしくは日付から日を表示します。
完了日 + 1 日から今日の日付を引いて、作業日数を求める。
日付時刻もしくは時刻から、時を取得します。
返却予定日時 + 1 日から現在日時を引いて、レンタル日数を求める。
日付時刻もしくは時刻から分を取得します。
返却予定日時 + 1 日から現在日時を引いて、レンタル日数を求める。
日付時刻もしくは時刻から秒を取得します。
返却予定日時 + 1 日から現在日時を引いて、レンタル日数を求める。
日付時刻もしくは日付に年(数)を加算します。
年数を整数値で指定します。負数も指定できます。
償却開始日と耐用年数から償却完了日を求め、残り日数を算出する。
日付時刻もしくは日付に月(数)を加算します。
月数を整数値で指定します。負数も指定できます。
償却開始日と耐用年数から償却完了日を求め、残り日数を算出する。
日付時刻もしくは日付に日(数)を加算します。
日数を整数値で指定します。負数も指定できます。
償却開始日と耐用年数から償却完了日を求め、残り日数を算出する。
日付時刻もしくは時刻に時(数)を加算します。
時数を整数値で指定します。負数も指定できます。
終了時刻から開始時刻と停止時間(1時間)を引いて、稼働時間を求める。
日付時刻もしくは時刻に分(数)を加算します。
分数を整数値で指定します。負数も指定できます。
終了時刻から開始時刻と停止時間(60分)を引いて、稼働時間を求める。
日付時刻もしくは時刻に秒(数)を加算します。
秒数を整数値で指定します。負数も指定できます。
終了時刻から開始時刻と停止時間(3600秒)を引いて、稼働時間を求める。
文字列の関数
演算子
文字列結合 + および引用符 ' "
複数の文字列を + でつないで、一つの文字列にします。固定の文字列は ' もしくは " で囲みます。
関数
-
String
- 書式
-
String(項目)
- 記述例
-
String(%個数(main_0)%) + '個'
項目の値に文字列に変換します。
項目の値を明示的に文字列として扱う場合に使用します。たとえば、文字列(1行) の項目に数字のみ入力すると数値として扱われて、+ が文字列結合ではなく足し算される可能性があります。数字のみを入力する項目でも必ず文字列として扱い、+ で文字列結合させるには String 関数を使用します。