機能全般について

どんなフローに対応していますか?

大きくは、(1)カタログ購買フローと(2)見積購買フローがあります。

カタログ購買とは、単価契約品(単価協定品)の購買フローで、購入依頼~(自動発注)~入荷検収という流れになります。設定により、自動発注せずに人手で発注手続きすることも可能です。

見積購買とは、単価契約がなく、つど見積を取って購買するフローで、購入依頼~見積依頼・見積~発注~入荷検収という流れになります。購入依頼の後に見積を取得するだけでなく、購入依頼に先立って事前参考見積を取得することも可能です。

また、入荷検収については、入荷(と同時に)検収ではなく、入荷と検収を別の業務として行うことも可能です。これら以外にも、購入依頼なしで見積依頼・見積や発注を行うことのできるフローや、発注なく検収を上げることのできるフローなど、多様な業務に対応できるフローを用意しています。

どういった商材に対応していますか?

特定の商材に特化した機能をご提供しているということではないので、事務用品や副資材などを扱う間接材購買の他、資産化対象となる設備品を扱う設備購買、生産に直結する資材・部品を扱う直接材購買(原料購買)など、多種多様な商材を購入する「購買システム」「購買管理システム」としてご利用いただいています。詳しくは 購買管理システムで取り扱える商材例一覧 をご覧ください。

どんな機能がありますか?

親会社である住友電気工業向けに作られた購買システムをパッケージ化したところから始まっており、バイヤー目線かつ日本の商習慣にマッチした豊富な機能を用意しています。詳細については 購買管理システムで用意している機能一覧 をご覧ください。

集中購買に対応していますか?

購買業務を行う専門の購買部門(調達部門、資材部門)を通して購入するフローを基本としています。購買部門はシステム内に無制限で設定できるので、購買部門が地区ごとにあるといったケースにも対応できます。また、企業グループ内にグループ共通の購買部門を置いてグループ間で会社を超えて集中購買するといったフローにも対応しています。

要求部門が購買業務を行うケースには対応していますか?

各要求部門を購買部門として設定することで、各要求部門が購買業務を行うことも可能にしています。このケースにおいては、いちいち要求部門として購入依頼を起こさなくても、直接、購買部門として見積依頼や発注を行うことのできる、購入依頼なしでの見積依頼や発注機能がとても便利です。

仕入先のWeb機能(WEB-EDI機能)は標準で利用できますか?

標準機能としてご提供しています。

ペーパーレス化を実現できますか?

見積依頼書や注文書などの帳票はすべてPDF形式で作成・保管されています。また、案件ごとに電子ファイルを添付することもできるため、ペーパーレス化を実現することができます。

仕入先がWeb機能を使わない場合も運用可能ですか?

仕入先がWeb機能を使わない場合も考慮した機能をご提供しており、Web利用しない仕入先に対して、注文書等を購買部門が印刷したり、自動FAX送信したりすることが可能です。また、システム外で入手した見積を代行入力するといった機能も用意しています。詳しくは 購買管理システムで準備している自動FAX機能 をご覧ください。

内部統制、見える化が実現できますか?

購入依頼から検収までのすべての業務でワークフロー(電子承認)が可能です。また、すべての履歴が画面から参照できるため、内部統制、見える化を実現できます。詳しくは 内部統制の実現方法、不正防止の対応方法 をご覧ください。

各部門の購買実績を把握し、統制を利かせることはできますか?

集中購買にも分散購買にも対応しており、充実した管理資料により購買管理システムとして重要な購買実績の把握、統制が可能になります。

パンチアウト連携とはどういった機能ですか?

パンチアウト連携とは、購買管理システムから「モノタロウ」や「Amazon」といったサプライヤが提供するカタログサイトを呼び出して、そこで商品を選択し購入する仕組みのことです。パンチアウト連携も標準機能としてご提供しています。詳しくは 購買管理システムとの連携方法や連携実績サイト をご覧ください。なお、このページに掲載できていないサイトもありますので、 お問い合わせフォーム よりご質問も承ります。

バーコード検収は可能ですか?

標準の納品書にはバーコードを印字しており、このバーコードを読み込んで入荷検収を行う機能も標準で用意しています。詳しくは バーコードを利用して行う運用方法 をご覧ください。

リース・レンタル・派遣契約などの実績を把握することができますか?

契約検収機能によりリースやレンタル契約、派遣契約などの実績を購買管理システムで把握可能です。

修理等、支払伝票で処理している実績を把握することができますか?

支払伝票処理を代用できるその他検収機能により、購買実績の一元管理が可能です。

他システムから購買オーダーを連携することができますか?

生産管理システムや販売管理システムなどから購買オーダーデータを取り込むための機能を標準で用意しています。パッケージで規定したフォーマットでデータを作成していただくことで、システム間の自動連携が可能になります。詳しくは 購買管理システムと外部システムとの連携事例 をご覧ください。

会計システムに検収実績データを連携することはできますか?

購買管理システムのみで業務が完結することはなく、検収実績をもとに支払処理を行うなどの関連業務が必要になります。そのため、他システムに連携することを想定した発注実績や検収実績などのデータ送信機能を標準で用意しています。

パッケージでフォーマットを規定しており、規定フォーマットで取り込める仕組みを用意していただくことで他システムに発注実績や検収実績などの購買実績データを自動連携することが可能になります。 詳しくは 購買管理システムと外部システムとの連携事例 をご覧ください。

電子帳簿保存法に対応していますか?

楽々ProcurementIIでは電帳法対応として、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の認証制度で次の3つの要件について認証されています。

「電子書類ソフト法的要件」
「電子取引ソフト法的要件」
「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件」

詳細については、次のニュース記事をご参照ください。

インボイス制度に対応していますか?

楽々ProcurementIIではインボイス制度への対応として、仕入先の適格請求書発行事業者登録番号を登録できるようにし、仕入先でインボイス形式の納品書兼請求書を作成できるように対応しています。また、仕入先のインボイス発行可否をバイヤー側でも可視化できるようにもなっています。

詳細については、次のニュース記事をご参照ください。

稼働環境について

オープンソースソフトウェア(OSS)は活用されていますか?

アプリケーションサーバとしてTomcatを、PDF生成ツールとしてJasperReportsを採用しています。また、データベースサーバとしてPostgreSQLを選択いただくことができるので、ミドルウェアとしてはオープンソースソフトウェアを活用しております。

仮想環境でも動作しますか?

Hyper-VやVMwareなどで多くの実績があります。これら以外の仮想化ソフトをお使いの場合も、まずは お問い合わせフォーム よりご連絡ください。

ハード、ソフトは自社で調達することはできますか?

当社から必要な機器構成やスペック、ソフトウェアやバージョンなどをご提示するので、それに応じてお客さまで調達していただくことが可能です。実際に多くのお客さまが自社で調達されています。もちろん、当社からご提案させていただくことも可能です。

オンプレミスでもクラウドでも提供可能ですか?

はい、オンプレミスでもクラウド(SaaS)でもどちらの形態でも提供可能です。

導入について

カスタマイズの対応は可能ですか?

はい、可能です。オンプレミス版でもクラウド版でもどちらでもカスタマイズの対応は可能です。クラウド版であってもお客さま専用の環境を用意してご提供していますので、オンプレミス版だけに限らずカスタマイズは対応可能となります。

一般的にはどんなカスタマイズがありますか?

よくあるカスタマイズの事例としては、(1)注文書や納品書などの帳票レイアウトの変更、(2)WBSNo、指図書番号、受注No、手配No、工事NoといったERPや販売管理システム、営業システムなどの周辺システムでの管理項目の追加といったカスタマイズ対応があります。

後者については、マスタ管理項目としてマスタ一覧から参照入力するような対応が必要なケースも標準項目として用意している管理番号、製番、工番項目を名称変更して利用することも可能で、テキスト入力、数値入力、ラジオボタン選択、プルダウン選択といった項目であればこちらもカスタマイズなしに50項目まで自由に追加することが可能です。また、「費用負担部門」を「原価部門」に変えるといった項目名の変更も、カスタマイズではなく、設定変更で対応が可能です。

カスタマイズ費用はどのくらいかかりますか?

カスタマイズのご要望内容により変動します。ご要件をお聞きしてからお見積りをさせていただきます。

カスタマイズ費用以外にはどんな費用が発生しますか?

初期費用としては、(1)ライセンス費用、(2)ハードウェア、ソフトウェア費用、(3)要件定義(Fit&Gap)費用、(4)インストール費用、(5)総合テスト、教育等の支援費用、(6)本番切替費用などが必要になります。ランニング費用としては、保守費用が必要になります。

カスタマイズを除いてどのくらいかかりますか?

初期費用に関しては、(ハードウェア、ソフトウェア費用を除き)導入にかかる期間やオンサイト支援回数などに依存するため、お客さまのご要望をお聞きして、つどお見積りさせていただいています。ランニング費用(保守)に関しても、ライセンス体系などにより、一律ではないため、まずは お問い合わせフォーム よりご連絡ください。なお、初期費用については、ご参考として、ライセンスモデルページをご覧ください。

ライセンス体系について教えてください

ライセンス体系はユーザライセンスではなく、システムライセンスでのご提供となります。そのため、利用者数や仕入先数による変動はございません。社内においても仕入先においても、追加費用が発生することなく、利用ユーザ個々にユーザIDを付与してご利用いただけます。また、同一の企業グループであれば、一つのライセンスで、複数のグループ企業が利用できます。詳しくは 購買管理システムで用意しているライセンス体系 をご覧ください。

仕入先への費用負担はありますか?

バイヤー企業が導入したシステムをご利用いただくことに対して、仕入先に課金することはありません。仕入先数によってライセンス体系が変わることもないので、お付き合いのある仕入先すべてを対象としてWeb利用を推進することが可能になります。また、インターネット経由で接続できる環境とブラウザ、メーラー、PDFリーダーがあればシステムが利用できるので、仕入先で追加投資が必要になるといったこともありません。

保守サービスについて教えてください

保守サービスとしては、(1)専用のWebサポートサイトでのお問い合わせ対応、(2)不具合対応、(3)トラブル時の復旧支援、(4)クライアントPCのOS、ブラウザのバージョンアップに伴う動作確認作業、(5)お客さま関連ドキュメント、動作確認環境の維持等があります。お客さまの運用を理解した要員が対応するので、スピーディーかつ品質の高い保守サービスをご提供します。

保守切れの心配をせずに、長期間安心して利用することができますか?

ご利用いただける限り、下位バージョンの保守も継続しており、20年以上ご利用いただいているお客さまも多数あります。

バージョンアップの対応は保守に含まれていないのですか?

保守に含まず、個別の対応とさせていただいています。カスタマイズを行っているケースも多く、また運用が安定していることから、わざわざバージョンアップをしたくないというお客さまも多いので、保守を打ち切らず(バージョンアップを強制せず)、継続してご利用いただけるように、導入バージョンのまま保守を継続しています。そのため、実際に20年以上の間、導入バージョンのままご利用いただいているお客さまも多くあります。

バージョンアップ機能を利用したい場合はどうなりますか?

バージョンアップ機能をご利用になりたいというご要望をいただいた場合、導入バージョンに、バージョンアップ機能を個別に取り込むご提案を行っています。バージョンアップされた機能をすべて取り込む必要はなく、必要な機能のみを部分的に取り込むことも可能となっております。このバージョンアップ機能の取り込みについては、取り込むための作業費が必要になります。

機能の一部を利用することもできますか?

機能が多いので、よくそういったお声をいただきます。メニュー設定により、利用しない機能を見えなくすることができるので、見積機能のみの「見積システム」、発注機能のみの「発注システム」といった形でのご利用も可能です。

また、Web-EDI機能は利用しないで紙・FAXで運用するといったことも可能です。個別のモデルについては標準で用意していませんが、いろいろなご提案が可能なので、まずは お問い合わせフォーム よりご連絡ください。標準モデルについては 購買管理システムで用意しているライセンス体系 をご覧ください。

導入期間はどのくらい必要ですか?

導入期間は概ね(1)カスタマイズ開発までの要件定義(Fit&Gap)期間+(2)カスタマイズ開発期間/環境構築+(3)カスタマイズ版納品後の稼働に向けての準備期間になります。全体としては(2)カスタマイズ開発期間に大きく依存します。一般的な導入ケースとして、(1)や(3)の期間を、それぞれ3か月程度と想定していただければ、全体の期間をイメージしていただけると思います。カスタマイズがない場合での標準導入では10か月程度となります。

導入事例について、詳しい情報を教えてください

企業規模や業種に関係なく、多くのお客さまにご利用いただいています。また、扱う購入品に関しても、事務用品、消耗品などを含む一般購買品(間接材購買)を中心に、設備購買や製造業での資材購買(原料購買)などにもご活用いただいています。実際に 楽々Procurement、楽々ProcurementIIを導入いただいた企業様や導入事例 をご覧ください。また、導入効果については、 購買管理システムの導入がもたらす3つのメリット をご覧ください。

販売について

いつから販売していますか?

現製品の楽々ProcurementIIは2005年から販売していますが、前製品の楽々Procurementは、2000年から販売しており、20年以上に渡り、購買専用パッケージを製造、販売しています。

販売方法について教えてください

当社の営業が対応いたします。 お問い合わせフォーム よりご連絡ください。

お問い合わせについて

カタログ・資料を送付していただけますか?

担当営業より送付させていただきますので、 お問い合わせフォーム よりお申込みください。

詳しい説明とデモをお願いできますか?

担当営業よりご案内いたしますので、 お問い合わせフォーム よりお申込みください。

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