機能について

プログラムパターンはどれ位あるのでしょうか。また、それはどのようなものがありますか。

プログラムパターンは現在900種類以上準備しており、現在も増加中です。プログラムパターンは基本的には、RDBのさまざまな種類のテーブルに対して、登録、更新、検索、削除、ダウンロード、アップロードなどの画面入出力処理を実現できるものを揃えています。特殊なものでは、グラフ出力、カレンダー出力、マトリックス出力などもあります。

新しいパターンをユーザーが作成することは可能ですか。また、そのためにはどの程度の技術が必要ですか。

楽々Framework3で提供するパターンはRakStudioを使用してGUIで自由に変更可能です。
パターンの作成にjavaなどの特別な技術は必要ありません。

パターンでカバーできない、企業固有のビジネスロジックはどうやって組み込むのですか。

固有ロジックを記述するための部品「ビジネスロジック・アクション・コンポーネント」を使用することで、ノンプログラミングで組み込むことができます。データ加工、関連データ更新、メール送信など様々なアクションを、起動タイミング、起動条件を指定して記述することができます。さらに特殊な処理はプラグインとしてJavaでコーディングしますが、この場合でも必要な部品はすべて準備されています。従って、アプリケーション開発者はサンプルコードに従い、準備されたクラスを使って、エラーチェックやデータの加工などの固有処理をコーディングすることができます。

楽々Framework3では、データ項目をすべて項目オブジェクトで管理されていますが、これがネックとなってパフォーマンスに悪影響を及ぼさないのですか。

項目オブジェクトはキャッシュするため処理にかかるオーバーヘッドはほとんどありませんので、問題にはなりません。むしろ、楽々Framework3ではプリペアードステートメントにより内部SQLを高速化するなど、パフォーマンス向上のための仕組みを実装しています。また、サーブレットでの高速処理ですので、パフォーマンスは非常によくなります。

帳票の出力はできるのですか。

楽々Framework3自身には帳票出力の機能はありませんが、他社の帳票ツールとの連携して簡単に帳票出力することが可能です。現在はウイングアーク1st社のSVF(Super Visual Formade)や、オープンソースのJasperReportsと連携しており、ノンプログラミングで帳票出力可能です。その他の帳票ツールともプラグインでJavaコードを書くことで連携することができます。

多言語表示に対応しているのですか

日本語、英語、中国語(簡体字)に対応しています。楽々Framework3が表示する標準メッセージはもちろん、独自定義したメッセージも多国語対応可能です。なお、上記以外でもメッセージを翻訳いただけるのでしたら、他の言語も対応可能です。ただし、左から右に記述される言語に限ります。

APIの提供はありますか。

あります。楽々Framework3は、プログラムパターンといった粒度の大きい部品から、データアクセス、メール送信、文字列操作など多種多様のAPIレベルの部品まで取り揃えております。

Strutsで開発したアプリケーションは使えなくなるのでしょうか。

Rakconnect for Strutsをご利用いただくことで、ログイン処理・データベース処理をはじめ、基本的な処理を楽々Framework3の標準機能に任せて開発することが可能となります。逆に楽々Framework3アプリケーションからStrutsアプリケーションを呼び出すことも可能です。

稼働環境について

楽々Framework3はJavaなら、どのプラットホームでも稼動するはずですが、サポートする稼動環境にない場合はどうすればよいのですか。

正式にアナウンスしている対応プラットホームはバージョン毎に弊社で稼動確認を実施し、サポート可能なものです。もちろん、それ以外でも稼動可能ですが、サポートについては個別にご相談ください。

Tomcatの動作環境を教えてください。

現在のところ、4.x~9.x(2024年2月現在)での動作確認を取っております。なお、今後も新規バージョンがリリースされれば、順次動作確認をとる体制となっております。

システム開発時における、最低限必要な製品構成を教えてください。

Javaと、Javaが動作するOSと、楽々Framework3製品本体、テキストエディタが必要です。楽々Framework3には開発ツールが付属しています。Eclipseなどの統合開発環境や、CVSなどのバージョン管理ツールがあると便利です。

Eclipseを使用した開発は可能ですか。

Javaを利用した開発と同様に、Eclipseを使った開発が可能です。Eclipse上でラインデバッグしたい場合は、クライアント開発ライセンスが必要になります。

導入方法について

楽々Framework3を導入して習得するまでどの程度の期間を見ておけばよろしいですか。

楽々Framework3はJavaの開発ツールですが、オブジェクト指向の高度な知識は不要です。基本的なプログラム作成は3日間の講習で身につけることが可能です。私どもの、導入技術支援により、Java初心者のプロジェクトチームであっても、3ヶ月で実稼動可能なシステムを立ち上げることが可能です。(システム開発経験、プログラミング経験は必要です)

Java初心者でもOKとありますが、実際、導入して開発するためにはどのような人材が必要でしょうか。

アプリケーションを作成する(パターンを利用してプラグインをJavaでコーディングする)プログラマの前提は、SQLを使ってデータベースの入出力ができること、基本的なHTML(テーブルタグやGET,POST)を理解していることです。Javaは知っているにこしたことはありませんが、必須ではありません(もちろん、勉強していただく必要はあります)。統合開発環境RakStudioを使って入出力を設計するSEにはJavaの技術は全く必要なく、それでいて処理を組むことができます。

楽々Framework3はDOAをベースとしているとのことですが、上流の設計はどのようにすればよいのですか。UMLで設計するのではないのでしょうか。

楽々Framework3のコンポーネントはRDBへの入出力を前提として構成されています。従って、上流系の設計は従来どおり、データベース設計を先に実施してください。楽々Framework3はデータベースが設計されれば、すべてのテーブルに対する入出力処理がすぐさま稼動します。データベース設計をきっちり行うほど、コンポーネントの適用率が向上し、Javaコードが削減し、パフォーマンスが向上します。従ってデータベース設計は非常に重要です。UMLは使用しません。というよりも使用する必要がないのです。

開発を終え、本番運用に入った段階でのプログラムメンテナンスに必要なスキルを教えてください。

新規開発時に必要なスキルと同様、SQLとHTMLの理解は必須です。また、プラグインのメンテナンスにはJavaの知識が必要となります。

体験版の入手方法を教えてください。

体験版は、ご希望いただいたお客様に無料で配布しております。詳細は、楽々Framework3体験版ダウンロードページをご覧ください。
また、当社では毎月お客様を対象に楽々Framework3体験セミナーも開催しています。このセミナーでは開発端末を使用して実際に楽々Framework3での開発の概略を体験していただけます。

製品版と体験版の違いは何ですか。

製品版は、楽々Framework3をご購入いただいた際にお客様に納品されます。クラスライブラリと製品マニュアルを含んでおります。体験版は、楽々Framework3のご購入に関わらず、ご希望の方に無償で配布しております。ただし体験版には製品マニュアルは含まれていません。また試用期限が設定されています。詳細は、楽々Framework3体験版ダウンロードページをご覧ください。

講習会について教えてください。

導入を検討いただいているお客様向けには 体験セミナー(無料)を開催しています。また、ご利用企業様や導入をご検討中のお客様向けには プログラム開発講習(3日間)を有償でご提供しています。このほか、導入企業向けサポートサイトでは、技術資料を公開し、お問合せも受け付けています。
各社の楽々Framework3開発者は、技術交流会にも参加いただくことができます。

販売について

いつから販売しているのですか。

1999年に住友電工のすべての新規システムに適用しました。つまり、住友電工では、1999年以降の新規システムはすべてJava、楽々Frameworkベースということになります。製品化は2000年10月にV1.0を出荷しています。その後、2002年に楽々FrameworkIIを発売し、2014年5月に楽々Framework3としてメジャーバージョンアップしています。

購入方法について教えてください。

当社の営業が対応いたします。問い合わせフォームよりご連絡ください。

販売実績について、ライセンス数と会社数を教えてください。

2000年10月の初出荷以来、830社以上の企業・団体様に4,400ライセンスの導入をいただいております。

その他

カタログを送付してもらえますか。

はい。担当営業より送付させていただきます。カタログ請求フォームよりお申込みください。

価格を教えてください。

担当営業より連絡させていただきます。問い合わせフォームよりご連絡ください。

英語の資料はありますか。

英語版のマニュアルも用意しております。

導入事例について、詳しい情報を教えてください。

導入事例のページをご覧ください。カタログもご用意しています。ご希望の方はカタログ請求フォームよりお申込みください。

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