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株式会社ファナティック様

クラウド型健康ランチシステム「ぐーばる」の開発
楽々Framework3採用の決め手は、
「簡単にWebサービスが開発できる」こと、「安心して長く使える」こと

株式会社ファナティックは、サーバ・ストレージ・産業コンピュータといったハードウェア製品の製造・販売と、レガシーOSで稼働するシステムをP2P方式でマイグレーションするシステム延命サービスを提供している。お客様一社一社に合わせたオーダーメイド製品・サービスを提供するなど、大手企業では対応の難しい分野に参入し、独自のブランドを確立してきた。

新たな事業への挑戦

2014年1月、ファナティックは新規事業である健康経営をサポートするクラウドサービス「ぐーばる」の開発を開始した。社員食堂をもたない企業で働くオフィスワーカーが、近隣の飲食店や弁当屋で、企業が設定した食事代金の補助を受け、キャッシュレスで健康メニューの喫食(ランチ)ができる画期的な仕組みで、2011年には特許を取得している。
飲食店の店頭では決済端末としてタブレットを使用し、売上管理や弁当予約といったその他の操作はWeb画面で行うという構想をたてた。
まず、タブレットアプリの開発から始めた。サーバ側の処理(Webサービス)の開発では、Webサービスの処理ロジックそのものと、それを外部から呼び出すWeb APIの2つを開発する必要がある。開発メンバーは数名しかいない上、当時使っていた他社製のフレームワークは操作に高い技術が必要で開発は難航した。それでも8ヶ月の月日をかけ、なんとか実証実験を行うためのプロトタイプの開発を終えた。
しかし、次に弁当予約のWeb画面を作ろうとした時、簡素なユーザインターフェースしか提供されておらず、要件を満たすには新規開発工数が膨大となり行き詰ってしまった。そこで、Webサービスを簡単に開発でき、かつ、Webでのリッチなユーザインターフェースを提供できる開発ツールがないかと調査を始め、採用したのが楽々Framework3だった。

システム概要

なぜ楽々Framework3だったのか

「簡単にWebサービスが開発できる」こと、「安心して長く使える」ことが採用の決め手だった。システム部飯島氏は楽々Framework3の採用理由を次のように語る。

簡単にWebサービスが開発できる

Webサービスの開発をできることが絶対条件だった。楽々Framework3は、Web API用のサーブレットが事前に用意されている。また、楽々Framework3のクラスライブラリを使うことで、データベースのトランザクション処理やエラーチェックなどの処理を書かずに済み、簡単にWebサービスを開発できると確信した。
その上、WebサービスとWeb画面の両方で処理ロジックを共有化できるので、Web画面も含め生産性の高い開発ができそうだった。

株式会社ファナティック
システム部
課長
飯島 康一 氏

安心して長く使える

前述のシステム延命サービスを通じて、業務に定着したシステムを使い続けたいというお客様の声を実現してきた立場として、ハード・ソフト共に長期間サポートが継続されることの大切さは実感している。楽々Frameworkは住友電気工業で15年以上も使われ、基幹業務システムの全てが楽々Frameworkで構築されている。10年以上前のモジュールのサポートも継続されている。そうした実績のある製品であれば変化に対応できるだろうし、安心して使い続けることができると確信した。
さらに、取締役斉藤氏は「システムの切り替えには莫大な費用と労力がかかる。長期で使える基盤を採用することが、経営の視点から重要だった」と付け加える。

株式会社ファナティック
取締役
斉藤 悦彦 氏

加速した「ぐーばる」の開発

楽々Framework3によりWebサービスの開発は一気に加速した。他社製フレームワークで8ヶ月かかっていた開発をわずか4ヶ月で完了させ、2015年2月には実証実験を開始できた。
さらに、Web画面のプログラム開発ツール「Rakstudio」は操作が簡単で、開発に大きく貢献した。ブラウザ画面でのドラッグ&ドロップのマウス操作でレイアウト変更や画面遷移などを設定できた。また、あらかじめ数百ものパターンが用意されており、それらを組み合わせるだけで簡単に機能を実現できた。さらに、データベースの内容から自動生成されるプロトタイプは実用的で、プログラムを一から構築する必要がなかった。特に、売上管理、月締め処理などを行うバックオフィス部分の画面は、機能性重視のシンプルなユーザインターフェースでよかったので、コーディングは最小限で済んだ。
「プロトタイプに塩コショウを振るだけで十分機能する。一から開発していたら、とんでもない工数がかかっただろうし、いまだに終わっていなかったかもしれない。」と飯島氏は振り返る。

決済端末の厳しいレスポンス条件をクリア

飲食店で決済端末として使用するタブレットアプリの画面は、オープンソースで作成した。「購入」ボタンを押すと、楽々Framework3のWeb API経由でサーバ側の「決済」処理が行われる仕組みである。
開発当初は通信状態が悪いとICカードをタッチしてから決済処理が完了するまでに時間がかかることがあったが、内部処理を最適化することで、忙しいランチタイムの飲食店にも満足していただけるレスポンスで処理できるようになった。

「ぐーばる」サービス開始

2015年4月、「ぐーばる」のサービスが開始された。従業員は、提携の飲食店や弁当屋での支払いに、店舗に置いてある決済端末にICカードをピッとタッチする。月末締めでこの代金はファナティックから企業へ請求され、支払いが行われる。企業は補助金を差し引いた金額を従業員から給料天引きで徴収する。飲食店への支払いはファナティックが行うという流れである。
「従業員にとって健康ランチを会社の補助を受けながら最大半額で食べられるのは魅力です。『ぐーばる』は今後企業が取り組むべき健康経営の実現をサポートするシステムです。」と斉藤氏は語る。

「ぐーばる」のビジネスモデル

今後の展望

従業員が自らの意志で健康的な食事を選択する健康アシスト機能の更なる充実をはじめ、さまざまなコンテンツを楽々Framework3で開発していく予定だ。「「ぐーばる」の開発を通して、アイディアがいっぱい貯まっているので、会社の財産になるようにしたい。」と飯島氏は語る。ファナティックと楽々Framework3のつき合いはこれからも続く。

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